オミクロンの感染ピークについて
日本で感染者数が1月中旬から爆発的に増えている新型コロナウイルスの変異型の「オミクロン型」。ピークの予想を新聞情報やマスコミ情報から私なりに考えてみます。
海外の状況
新型オミクロン型が世界で一番最初に確認した南アフリカ。昨年11月から感染者数が急増して12月12日には4万人近くなりました。しかし1月18日は4千人弱と10分の1に減っています。
イギリスは、12月上旬からオミクロン型による感染者数が増えていき1日に1万人。そして倍々で増えていき1月4日に新規感染者数が21万9千人を記録しました。その後、1月20日は、10万7千人に減少しております。
アメリカは、イギリスと同時期の12月上旬から感染者数が増え、1月3日には1日の感染者数が100万人を超えました。そしてそのうち約96%がオミクロン型と言われました。しかし1月20日の感染者数は、73万6000人と最大を記録した1月3日から18日後には減少に転じております。
日本の状況
日本は昨年末には感染者数は200人台だったのが、1月初旬から感染者数が激増。1月22日には全国で5万人を超えました。このままですと来週にはまたさらに過去最大を超えて5万人いや5万5千人となっていくかもしれません。
新型コロナウイルス 日本国内の重症者数データー
参考:NHK資料
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/#graph–mhlw__severe
海外の状況を踏まえてピーク、そして減少に転じてくるのはいつなのか
海外の状況から換算すると、日本のオミクロン型の感染者の数のピークは2月上旬となります。そしてピークを超すのは、そこから2週間から1ヶ月後ではないかと言われています。そうすると減少に転じてくるのは、3月上旬だと発表されました。
感染者数が減少に転じてくると次の動きは
オミクロン型の感染者数が減少してくると、次は、本格的な経済再開となります。そして新型コロナウイルスは現在、指定感染症では危険度が5段階で2番目に高い「第2類」。これをインフルエンザと同じ「第5類」に引き下げられる可能が出てきます。そうなるとより経済再開が本格的になってくると思います。そうなることを期待せずにはいられません。