ハワイのSDGs
日本人観光客に大人気のハワイ。私もハワイが大好き。もう2年以上行ってないです。早く行きたいなぁ。そんなハワイでもSDGs(Sustainable Development Goals)に取り組んでいるという話を耳にしました。
ハワイの取り組んでいるSDGsを考えてみる
ハワイはSDGsに取組みやすいと思います。なぜならビーチを中心に自然がいっぱいあります。その自然をいかに次世代に繋げていくかを考えることができるからです。
私が考えるハワイが取組むSDGsの開発目標のゴールは、
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任 使う責任
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
ハワイは、自然と共存しています。周りは山と海に囲まれています。自然保護が第一となります。自然保護で思うつくのが、ハナウマ湾のこと。ハナウマ湾の海の色は青く透明でキレイなサンゴ礁が広がっています。そして足元には魚が数多く泳いでいます。この湾には車の乗り入れも禁止です。そして昨年よりハナウマ湾内のショップでは「日焼け止めクリーム」は販売しておりません。日焼け止めクリームに含まれるオキシベンゾンとオクチノキセートがサンゴ礁の白化現象や弱体化、そして死滅に繋がると発表したからです。SDGsの開発目標である、「14. 海の豊かさを守る」のです。
SDGsの開発目標である「14. 海の豊かさを守る」
ハワイは海の保護をするため、「マイクロプラスチック問題」に取り組んでいます。
マイクロプラスチック問題とは、
言葉の通り「マイクロ=小さなプラスチック」を海洋生物が食べてしまい、食物連鎖を通じてあらゆる生物に取り込まれてしまう問題です。
ハワイのSDGsの取組み
全世界的にコーヒーショップで有名なスターバックスコーヒーがストローをプラスチックから紙製に変更したことが知られています。そして私もたまに利用しますが、プラスチック容器を使用しないためにマイタンブラーを持参します。次にハワイの脱マイクロプラスチック問題への取組みも含めSDGsの取組みを紹介します。
Zero Waste
ハワイではZero Waste(ゼロ・ウェイスト)として「無駄(Waste)をゼロ(Zero)にしよう」と取り組んでいます。
エコバックを使おう
この取組みは日本でも多くの方がしてます。エコバックを持参してプラスチック製の袋を使用しないことです。誰でもできる取組みです。ハワイのエコバックはステキ。ホールフーズ・マーケット、ウォルマート、ターゲット、そしてハワイでは知らない人がいないコンビニのABCマートではいずれもそのスーパーやショップのオリジナルのエコバックがあります。私は、ホールフーズ・マーケットのエコバック持っています。ランチボックスも持ってます。使い勝手いいですよ。
水筒はマイボトル持参しよう
ペットボトルや缶の飲み物ではなく、マイボトルの水筒を持つのもハワイでは流行ってますね。格好がいい水筒がハワイにはあります。私もハワイへ行ったときにチェック済みの「ハイドロフラスク」。色も種類が多く、そしてカラフルカッコいいですよね。ハワイっぽいです。
移動はシェア自転車
ホノルルにはシェア自転車が多くあります。移動は二酸化炭素を多く排出する自動車ではなく自転車で利用する人が増えています。これは、SDGs開発目標の「11 住み続けられるまちづくりを」ですね。
ホノルルだけで130ヶ所あります。チャイナタウンからダイヤモンドヘッドまでbikiステーションがあります。シェア自転車なのでA地点で借りてB地点で返車ができます。130ヶ所もあるのでどこでも借りれて返すことができて便利です。そしてスマホに「biki」アプリを入れていればスマホで借りれます。
エコショップが注目されています
メイドインハワイの包装紙 Wrappily
ラッピングするときの包装紙。これをエコグッズにした会社がハワイ・マウイ島にあります。その会社名は、Wrappily(ラッピリー)です。ハワイ発で人気のOlive&Oliver(オリーブ&オリバー)がラッピングをエコ活動の1つと考え、Wrappilyとコラボしたことでも有名になりました。ホノルル近郊では、ホールフーズ カハラ店にあります。日本からネット販売もしています。
Wrappily ウェブサイト(日本語)https://wrappily.jp/
量り売りの Keep it Simple
カイムキのワイアラエ通りにある Keep it Simple。このお店は、シャンプーやコンディショナー、キッチン用品などを自分で持参した容器に入れて、量り売りで購入できます。脱マイクロプラスチックを考えたお店です。
量り売りなので自分が欲しい分だけ購入ができます。よくあるあるですが、シャンプーやボディソープなど自分にあうかどうか分からず試し買いして結局合わずに全部捨ててしまうという問題がなくなります。少量を買って試すことができるからです。
洗って何度も使えるラップやマイ箸、マイストローなどの商品も多くあるそうです。一度行ってみたい。
Keep it Simple ウェブサイト(日本語) https://ja.keepitsimplezerowaste.com/
自分の出来ることを自分の範囲でやっていきたい
SDGsの取組みということですべてエコで考えて生活することはなかなか難しいです。ですから常に私が考えるのは、「自分の出来ることを自分の範囲でやろう!」ということです。そして次世代の繋げていけるようになればいいと思います。そしてそれが私1人の力ではたかが知れています。ですから少しでも多くの方に知っていただき行動してもらえれば嬉しいです。「1人の100歩より100人の1歩」と考えています。