出国72時間前PCR検査免除発表
本日、岸田総理より、「滞在国からの出国72時間前のPCR検査免除」が発表されました。
条件付
この出国72時間前のPCR検査免除には条件があります。それは、「コロナワクチン接種を3回終えている」ことが条件となっております。ワクチン未接種や2回以下接種の人は対象外となります。無条件撤廃ではありません。この点をお気をつけ下さい。
スタートはいつから
9月7日(水)からは帰国者には不要と発表されました。
8月3日からのハワイ添乗で思ったこと
このPCR検査免除は、実際にこれまで海外に行った人は非常に嬉しい知らせです。多くの人が待ち望んでいました。私は、K御一行様と8月3日より「ハワイ6日間」へ添乗で行きました。現地ではマスクしていない人がほとんど。「これだよ、これ」とお客様とマスクを外してビーチを歩き始めました。「いや、ちょっと待てよ」と思ったのが、「日本に帰国するには、PCR検査が陰性でないといけない条件がある」ことをすぐ思い出したのです。そうなんです、帰国72時間前にPCR検査で「陰性」にならないと日本行きの飛行機に乗せてもらえないのです。帰れないんです。すぐ、マスクをして過ごすこととなりました。
PCR陰性証明書
帰国3日前に、ホノルルのクリニックへ行き、PCR検査を受けました。そして手にしたのが、次の「PCR陰性証明書」。「陰性」結果が出てやっと安心できましたね。それから気分的に少し開放され、ハワイをより一層楽しむことができました。
帰国できない人続出
8月のお盆休みや夏休みで一気に海外へ行く人が多くなりました。そしてコロナのため2年間海外渡航を我慢していた人たちが全力で海外を満喫。その結果、72時間前のPCR検査で「陽性」の旅行客が続出しました。帰国が最初は、5日間の延長、そしてPCR検査を受けるがまた「陽性」。さらに5日間延長。最終的には「領事館レター」でやっと帰国へなんていうケースがハワイの場合は続出しました。
国によっては、陽性が出たあとは、10日間はホテル待機。そして検査を受けてまた「陽性」でもう10日間延長。そしてまた検査を受けるが「陽性」。さらに10日間ホテル待機。最後はノービザ期間である30日を越えて、オーバーステイで罰金という人も出ました。
陽性結果を受けホテル延泊代金や食事代金、交通費は自費です。(旅行傷害保険に加入していている場合はカバーされるものもあります。)
PCR検査で「陽性」が出ると5日後や10日後ですぐ「陰性」となることは少なく、「陽性」結果が多くでるとのことです。
海外旅行が増えるか!?
さてこのPCR検査が免除となることで、海外旅行へ出かけようとする人は確実に多くなると思います。しかし反対に検査がないためにコロナに感染していても入国ができるので日本での感染者数はまた増えると想像が出来ます。ただ海外旅行への気持ちのハードルは下がりました。行きやすくなりました。諸外国に比べて「やっとか」と言う声もありますが、一歩一歩です。嬉しい知らせが入ってきました。
8月3日からK御一行様で行ったハワイ