メタバース
ここ最近、「メタバース」と言う言葉を色々なところで聞いたり目にしたりします。昨日(1月30日)、日経新聞の朝刊で特集組んでいました。
メタバースとは
メタ(meta)とユニバース(universe)を組み合わせた造語です。meta=超越した、 universe=宇宙。
コンピューターやコンピューターネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指す。日本における意味合いにおいては基本的にバーチャル空間の一種で企業や2021年以降新たに参入した人々が集まっている商業的な空間のことが主にそう言われる。
Wikipediaより
一言でいうと
現実の世界の自分をアバター(自分の分身)に見立てて、バーチャルの世界へVRを利用すること。リモート会議やゲームもこのメタバースに含まれますね。
買い物したり、コンサート行ったりすることもバーチャルで普通になりますね。先日、メタバース内での仮想通貨もマイニングされるなんて記事も出ていましたね。
旅行業界のメタバース
旅行業界ではJTBが2021年4月に「バーチャル日本旅行」として日本をバーチャル上で再現するプロジェクトを立ち上げました。利用者が仮想空間で日本を旅行することができ、観光、買い物、交流を楽しめるもの。ただまだバーチャル空間のクオリティがイマイチであったためそれ以降あまり進んでいないとこのこと。
バーチャルOKINAWA
JTBの「バーチャル日本旅行」がクオリティの問題があったのと対象的に株式あしびカンパニーが作った「バーチャルOKINAWA」は評判がいいです。これは「バーチャルで沖縄を再現し、観光業を盛り上げたい!」というもの。
例えば、画面上でビラを配ってイベントの告知をしたり、バーチャルと通販サイトをつないで購買に結びつけたりをしています。プラス参加者同士がアバターで記念撮影したり、ラジオ体操したりと交流につながっています。
今後のメタバースへの期待値
今後のメタバースは、これまでに書いたようにVRを利用して実際に店舗に行ったような感覚でモノを買ったり、売ったりすることが増えていくことになるでしょう。ただ仮想空間で売ったり買ったりするには通貨の問題もあります。またVRも私も持っていますが、大きいので頭につけると重いし、長時間付けていると疲れます。だから大きさを小さくすることや軽くすることも求められます。
企業にとってはメタバースによってビジネスチャンスは生まれます。消費者とうまく結びつけることができれば発展していくと思います。
旅行業で言えば、私の考えは、旅行はリアルにその場所へ行って、その土地の匂いや風を目で鼻で耳で肌で感じるものだと思っています。しかし近い将来VRをかけたら、匂いや風を感じることが出来る時代は確実にくるでしょう。またこれからの日本は、どんどん高齢化していきます。足が悪くなったり寝たきりになって実際にその場所へ行くことが出来ない人は、VRを利用してその場所へ行くことができるのでニーズは確実にあると思います。技術は進歩していますからね。
これからもメタバースに目が離せませんね。学んでいきたいと思います。