節分とは、立春の前日を指します。2022年（令和4年）は、2月3日です。

節分とは

節分とは字のごとく「季節を分ける」という意味があります。季節を分けることを「節日」といい、1年に4回ありますね。「立春、立夏、立秋、立冬」。節日は、それぞれの「前日」を指します。その中でも一番寒くて辛い冬を乗り越えた後の「立春」が１年の始まりと考えられ、特に敬われました。そのため「節分」とは４つある中でもこの立春の前日を指す言葉になっていったそうです。

そして立春が１年の始まりとされるので、立春の前日の節分は、そう「大晦日」にあたります。大晦日（節分）に１年の邪気を払うための行いの１つが、鬼を払う豆まきということです。

恵方巻きを節分に「恵方」を向いて一気に食べるのは昔から！？

2022年の恵方は「北北西」。その方角を見て、喋らず一気に恵方巻を食べるのが縁起がいいと言われますが、本当なんですか？私も一度疑問に思った時があって調べました。またテレビでそれについて放映しているのを見た記憶があります。今一度googleって調べてみます。

始まりは大阪から？

この節分に恵方巻を食べる風習は諸説があるとのことですが、はじまりは大阪から広まったと言われています。節分に「太巻き」を食べることになったとのことです。

恵方巻という名称は、コンビニ発祥

「恵方巻」という名称は、1998年（平成10年）にコンビニエンスストアのセブンイレブンが商品名として「丸かぶり寿司　恵方巻」として販売したことがスタートと言われています。

恵方巻の具が楽しい

コンビニ発祥の恵方巻ですが、デパート、回転寿司で様々な具の入った恵方巻きが販売されています。私のお勧めをご紹介します。

セブンイレブンの恵方巻

• 柿安監修　黒毛和牛の牛すき恵方巻（レギュラー）　945円（税込1,020円）
• 7品目の幸福恵方巻（レギュラー）　428円（税込462円）

さすが、セブンイレブンさん、有名惣菜屋さんとのコラボ商品がありますね。

ローソンの恵方巻

• 7種具材の恵方巻　税込420円
• サラダ恵方巻　　 税込390円
• W焼肉恵方巻　　税込1,280円

ローソンは定番商品をお得に出してますね。

ファミリーマートの恵方巻

• 恵方巻　　　　　　　税込450円
• 海鮮恵方巻　　　　　税込450円
• 黒毛和牛焼肉恵方巻　税込650円

ファミリーマートもスタンダード商品ですね。

ミニストップの恵方巻

• 幸福恵方巻　398円（税込429円）
• ヒレカツ恵方巻　398円（税込429円）
• サラダ恵方巻　365円（税込394円）

ヒレカツ恵方巻、ミニストップやりますね。

松坂屋上野店の恵方巻

• パンダの双子巻　ハーフ2本入り（税込1,080円）

出ました！上野動物園の双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」をイメージした恵方巻です。

大丸東京店の恵方巻

• 「海鮮SHOW　TIME巻き」（税込5,000円）

もう「SHOW TIME」と聞いたら大リーガーの大谷翔平選手のこと。具材は、大谷翔平選手の二刀流にちなんで2種類、いや8種類を巻いた豪華な海鮮巻。（8種類は、SHOW TIMEの頭文字を取ってのS（サーモン）・H（ホタテ）・O（大間のマグロ）・W（わたりがに）・T（たらばがに）・I（いくら）・M（まふぐ）・E（えぞあわび）が使われています。豪華ですね。食べたい！

回転寿司の恵方巻

スシロー　キンパ太巻き　（税込420円）

韓国の海苔巻のキンパ。海苔に胡麻油が塗られていて香りがまさに韓国のキンパ。中身は「サーモン、えび、玉子、新香、きゅうり、ごま、胡麻油、マヨネーズ」。家庭的な手巻き寿司です。

かっぱ寿司　豪華11種の海鮮恵方巻　（税込1,058円）

大海老、まぐろ、中トロ、サーモン、うなぎ、干ぴょう、いくら、大葉、きゅうり、たまご、ねぎとろ」の11種類が入った豪華太巻き。いろいろな海鮮が楽しめます。

SDGｓ　目標12 　つくる責任つかう責任

恵方巻は節分の2月3日を過ぎると破棄される商品になります。2019年には恵方巻が節分翌日に大量破棄される問題が生じました。ここでは、持続可能な社会を目指すため（SDGｓ）に破棄問題（食品ロスト）について考えたいと思います。

この食品ロストをいかに少なくするかが今、世界中で問われています。日本国もこの恵方巻の破棄について一所懸命取り組んでくれてます。

・農林水産省
「恵方巻のロス削減に向け46社が取組を予定」

恵方巻は、お店に来たお客様のつい買いを狙っている面もあり、その際のロスを無くするためにストックで大量に作られます。しかし私が考えるには、今は、POSが優秀なので毎年の恵方巻の売上データーはあるし、節分の日の天気予報を入力すれば予定可能な販売数を計算することができると思います。なるべく破棄することなくしっかりと売り切れる量で作ることが大切だと思います。もちろんコンビニ、デパートも破棄を無くそうと予約販売にしてロスを防ごうと努力してます。

是非、作る側も食べる側も協力をして破棄や食べ残しがないようにしていきたい。お互いが協力していきましょう。