誰もが宇宙旅行へ行ける時代が来る!?
宇宙旅行
2020年は宇宙ブームでした。海外では、夏にイギリスの実業家リチャード・ブラウン氏、アマゾン創始者のジェフ・ベゾス氏が宇宙へ行きました。
そしてZOZO創業者の前澤友作氏が日本人の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)での12日間滞在をしました。特に前澤氏は、船内の無重力の中で絵を描いたり、フリスビーをしたり、卓球をしたりと様々な実験?をし、それをYoutubeにアップしています。でも一番好きなのが「黒ひげ危機一発」笑
地球は青かった
前澤友作氏のTwitterの写真にあるように「やっぱり地球は青い」ですね。この目で見てみたい!でもこれから誰でも宇宙に行ける時代は来ると考えられています。今は、前澤氏が言ってるように1人100億円が掛かりますが、徐々に値段は下がってくると思います。世界では3つの会社が宇宙旅行サービスを展開しています。
ヴァージン・ギャラクティック社
創設者は、リチャード・ブラウン氏。私にとっては、ヴァージン・レコードを立ち上げた人として印象があります。そして何と言ってもヴァージンアトランティック航空の設立した人なんですね。エコノミークラスのシートにテレビが付いたり、リクライニングシートにしたのはヴァージンアトランティック航空が早かったですね。
この会社が昨年先駆けて宇宙旅行を実施しました。2021年7月11日に打ち上げられました。
内容は、飛行時間は2時間。
母船の下に宇宙船が吊り下げられた状態で水平に離陸します。その後、宇宙船を切り離します。宇宙船はロケットエンジンを点火してマッハで上昇していきます。この時に3.5G(重力)が掛かります。エンジン燃焼を終えると無重力状態が訪れます。それを宇宙船内で体験。そして地球に戻ってくるという内容になります。
ブルーオリジン社
創始者は、ジェフ・ベゾス氏。ご存知Amazonの創始者です。説明不要です。
こちらの会社がヴァージン・ギャラクティック社に続いて2021年7月20日に打ち上げました。
内容は、11分の飛行時間。
宇宙船の付いたロケットが垂直に上がります。発射2分で3G(重力)が掛かり、3分でカプセルが切り離されます。無重力状態に入ります。4分で最高高度に到達。6分後には降下が始まります。ここからがブルーオリジンの特長であるカプセルのまま大気圏突入します。よく映画でみるシーンですね笑 そして9分後にパラシュートが開き降下。11分後着陸です。
スペースX社
創始者は、イーロン・マスク氏。電気自動車会社のテスラ創始者です。こちらも説明不要ですね。昨年の納税額が1兆2500億です。桁外れです。その彼が設立した会社です。
打ち上げは、9月15日でした。乗組員は、4人、全員民間人です。宇宙飛行士は同乗せず、すべて自動化とのこと。(前澤友作氏が行ったのはこの宇宙船ではない。)
特長は、高度が575kmと高いということ、そして3日間の宇宙旅行となります。地球を周回しました。
宇宙旅行代金
今回の打ち上げ
ヴァージン・ギャラクティック社 45万ドル(約5200万円)
ブルーオリジン社 オークション形式で販売。乗客1席が2800万ドル(約32億)が付いたが科学教育に寄付された。
スペースX 5500万ドル(約63億)
今後の宇宙旅行産業
宇宙旅行産業は、宙畑サイトによると2028年には140億ドル(約1.5兆円)になると予想されています。また宇宙ビジネスは次の4つがあると説明しています。
- 無重力を体験できる小宇宙旅行
- 滞在する宇宙旅行
- 宇宙を経由した旅行(移動)
- 月・火星への移住
夢が広がりますね。特に「月や火星に移住」。もう未知との遭遇ですね。SF小説です。スペースXは、月への宇宙ツアーもすでに企画されているとのこと。
旅行といえば、従来の国内旅行、海外旅行に「宇宙旅行」が加わる日も近いですね。ワクワクしますね。
宇宙行きたくなってきました。その前に自宅に帰って「宇宙兄弟」を読もう笑 大好きです。