添乗で行きました

スペイン　バルセロナにあります、「サグラダ・ファミリア」。着工当初は、完成までに300年掛かると言われました。３Dプリンターなどの最新技術を使い、工事の速度が上がったため2026年に完成予定と発表されました。しかし、ここでも新型コロナウイリスの影響で工事が中断中。2026年の完成が危ぶまれています。2005年にユネスコの世界文化遺産に登録されました「サグラダ・ファミリア」をご紹介します。

サグラダ・ファミリアとは

バルセロナにあるキリスト教の聖堂です。建築が始まったのは、1882年3月になります。着工から今年で139年。まだ完成しません。新型コロナウイルスの影響で2020年3月より建設工事は中断しております。サグラダ・ファミリアを日本語で言うと「聖家族贖罪（しょくざい）聖堂」と言います。ラテン語で、サグラダは「聖なる」、ファミリアは「家族」を意味します。見どころは、サグラダファミリなへの入場門がある「生誕の門」、「受難の門」。それぞれ印象的な彫刻や装飾が素晴らしいです。

「生誕の門（生誕のファサード）」は、救世主イエスの誕生を祝福しています。イエスの幼少期に関する福音をもとに作られています。この生誕の門は、日本人の彫刻家外尾悦郎さんの作品が多く残されています。

「受難の門（受難のファサード）」は、キリストが十字架にかけられた苦しみや悲しみを表現しています。

「栄光の門（栄光のファサード）」は、正面入り口になると言われている重要な門です。現在、建設が行われている場所で今後どのように変化していくかが楽しみです。

「教会内部」は、木の幹とその枝をイメージした柱がサグラダ・ファミリアの高い天井を支えています。美しいです。思わず「おー」っとなるのと同時に「美しい」と声が出てしまいます。

夜は、ライトアップされており、大変美しいです。暗闇の中にライトアップされたその姿に惚れます笑　生誕の門側の公園（サグラダ・ファミリアの全体図を撮ることができる場所としても有名。下にアップしてある写真もそこから撮りました。（添乗員　阿部））サグラダ・ファミリアを見ると、公園の池に反射したサグラダ・ファミリアを見ることができます。

アントニ・ガウディとは

アントニ・ガウディは、1852年6月25日生まれ。スペイン　カタルーニャ出身です。19世紀末から20世紀初頭にかけてスペインバルセロナで活躍した建築家です。ガウディの建築の特長は、自然や動物をモチーフにした造形と色彩鮮やかな装飾だと言われています。1984年にはガウディの作品群がユネスコ世界文化遺産に登録されています。

ガウディは、サグラダファミリア建築中の1926年にミサに向かう途中にバルセロナの市電にはねられ亡くなってしまいました。生涯独身でした。遺体はサグラダ・ファミリアに埋葬されています。

アントニ・ガウディの作品

• グエル公園（スペイン、バルセロナ）
• グエル邸（スペイン、バルセロナ）
• カサ・ミラ（スペイン、バルセロナ）
• カサ・ビエンス（スペイン、バルセロナ）
• カサ・パトリョ（スペイン、バルセロナ）
• サグラダ・ファミリア（スペイン、バルセロナ）
• コロニア・グエル教会地下（スペイン、サンタ・クローマ・ダ・サルバリョー）

サグラダ・ファミリアは完成するのか！？

サグラダ・ファミリアは、建築が始まったのは、1882年3月。初代の主任建築家はガウディではなくてフランシスコ・デ・パウラ・デル・ビリャール。予算的な問題で対立し、2代目の主任建築家となったのが、ご存知アントニ・ガウディ。

アントニオ・ガウディは、建築当初は建設が長引くとは思わなかったのでカサパトリョなどの建築物と同時進行でやっていました。しかし年々サグラダファミリアの建設プロジェクトは壮大になっていったため他の仕事は一切断りサグラダファミリアの建築1本に絞りました。しかし、ガウディは、1926年にバルセロナの市電にはねられ亡くなってしまいました。その後、内戦や予算不足で約30年サグラダファミリアの建設はストップしてしまいました。

再開されたのは1959年。観光収入なので予算が充分に確保できたため完成に向かってスピードアップします。日本人もこの建築に大きな貢献をしております。有名な方が彫刻家の外尾悦郎さんです。2013年に芸術工房監督に就任してます。そして、着工から135年以上の歳月を経て、完成は2026年と発表されました。(もっと早く完成すると発表されてた気がしますが、、)

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