新型コロナウイルス第2類から第5類相当へ
2022.04.12
カテゴリー : ニュース
4月9日に岸田総理が新型コロナウイルスの感染症の法的位置付けを「第2類から第5類へ見直し検討」と決断したとダイヤモンド社の報道がありました。
感染症の範囲及び類型について
厚生労働省健康局結核感染症課
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000040509.pdf
第5類のメリット
現在、「新型コロナウイルス」は、結核やSARSと一緒の「第2類」に分けられています。これは入院勧告など厳しい措置を取ることが出来るが、同時に行政、保健所や医療機関の負担が大きいです。これが第5類になれば季節性インフルエンザや風疹と同じ扱いになり、国が発生動向調査を行い、必要な情報を国民や医療関係者に提供、公開することで発生・拡大を防止すべきものとして見なされるようになります。行政、保健所や医療機関の負担を減らせれます。
第5類のデメリット
第2類であれば医療費はすべて国費で賄われますが、5類相当になると、医療費は一部自己負担となります。そうなると受診を控える人が出てきて感染がされに広がるリスクがあります。
Xデーはいつ!?
第5類へはいつ移行するでしょうか。現段階ではまだはっきりした日が決まっておりません。ただ「見直し検討」となりましたので一歩前進ですね。
なお一層の社会経済活動を行うには第5類への移行が欠かせません。